「つむじ」から北西へ10分ほど歩けば現れる、武蔵野の面影を色濃く残す八国山緑地。
季節ごとに足を伸ばしたくなる、林間の美しさを満喫できる都内にあっては希少な愛おしい風景です。昨日訪れた冬景色、暖かすぎる冬を気にしながら、コナラ・クヌギの落ち葉を踏んで歩けば、ことごとく落葉する潔い景色の中でクマザサが冬の光を浴びて輝いてました。

八国山緑地の裾野で建築と造園が進行中の「ソーラータウン八国山」
林と川面を通った清々しい風が吹いています。
武蔵野の雑木林に呼応するように造園している落葉樹ばかりの木立の中、ここでは各棟に配した木曽石の景石と、川面をイメージして敷きつめた割栗石が、やわらかく光っていました。

冬は石の季節。
共通のイメージで街並みを作りながら、各棟ごとに個性を違えた自然石の豊かな表情が、冬枯れの季節に存在感を増し、あたたかみを感じさせてくれます。

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KOBAYASHI KENJI ATELIER
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