相羽建設が清瀬にオープンした「あそこ」という名のサロン。
造園から5年経つ「つむじの庭」で増えてきた植物を「あそこの庭」に移植して造園しようというプロジェクト。
4月に移植ワークショップ開催予定だったのですが、外出自粛の状況から延期の末、本日私の方で植物採集作業を行ってきました。今回は、ここでのご報告にてお許しください。
↑キンカンの木の下で生まれていたマンリョウとナンテンとシャリンバイ。
キンカンの実を食べにきた鳥が、ここで糞をして栄養付きの種を落として芽生えた木です。
↓出来るだけ根を傷めないように掘り上げます。
↑これは舎庫の隣に植えたヒメシャラの種が飛んで芽生えていた幼木。
落葉樹の移植には良くない季節ですが、根も小さかろうと、
↓大きめに掘り上げたら、大丈夫そうです。
↑ヤマモミジにビッシリと迫ったキチジョウソウとフイリヤブラン。
株元は清潔に保った方が虫の害も少ないので、これらも間引いて、ポットに移して「あそこ」へ。
そう、普段の手入れでは捨てているような下草を、「あそこの庭」で活かそうというプロジェクトなんです。
地表を這うようにランナーを伸ばして株を増やしていく草花があります。
増える範囲もスピードも様々ですが、これらも余分と感じたものをポットに移しました。
↓アジュガ
↓ユキノシタ
↓フイリツルニチニチソウ
↑活かします!
↓人目に付かないところで株を大きくしていたタマスダレ 。株(球根)分けしました。
↓大きな株になっていたクリスマスローズも株分け。根を切って分けます。
↓陣地が大きくなりすぎていた和室の庭のホトトギスも、外周から少し頂き。
↑今日の成果!
ナンテン、マンリョウ、シャリンバイ、ヤツデ、ヒメシャラ、ヤマブキ、タマアジサイ、コバノズイナ 、
キチジョウソウ、フイリヤブラン、ツルニチニチソウ、シマカンスゲ 、タマスダレ 、ユキノシタ、ホトトギス、アジュガ、クリスマスローズ、ミヤコワスレ、他
延期していたため、少し暑すぎる季節での作業になってしまい、全てが生き残るかわかりませんが、私の庭で養生して2週間後ぐらいに「あそこ」へ!
初夏の光の中で、舎庫の佇まいがキレイでした。
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KOBAYASHI KENJI ATELIER
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