小林賢二の庭百景

チェリーセージ

庭造り お手入れ 植物

チェリーセージ1
2016.11.01

つむじに入ってアプローチの真正面、伊礼智さん設計「i-works2015」の白い塀の手前の日溜まりを、ハーブや野菜を育てて、観て食べて楽しめるようなコーナーにしています。ハーブや野菜を植える前に、錆御影石のベンチと、植栽の境界と歩行目的を兼ねて配した敷石で、草花の成長を見守るような骨格となる楽しい風景を作ろうと考えました。
今年は収穫よりも鑑賞目的を優先して、植えたのは日本の蒸し暑さにも比較的適応するフレンチラベンダーとタイムとローズマリーと、この赤花のチェリーセージ。 日本で作られた耐寒性耐暑性に優れた品種。更に優れているのは花季の長さ。春から今の季節まで、半年以上花を咲かせています。野趣のある姿も持ち味ですが、伸びすぎて形が崩れてきたら冬と梅雨の前ぐらいに枝をカットして整えます。冬は地上部が枯れて寂しいので、その姿を想像して植場所を考えるのが肝要、だと思います。

チェリーセージ3
2016.04.26

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