北風ピューピューと、晴天ながら寒い1日でした。
風を防ぐように帽子をかぶっているのはリョウブの冬芽。帽子が無いと落ち着かない私は、見るとホッとする風情です。
帽子のような矢印のような先っちょは、2枚の芽鱗。冬の間にはがれて、すぐに光沢のあるキレイな裸芽が露出します。リョウブは芽鱗だけではなく、樹皮もはがれやすく滑らかになり、リョウブのことを「サルスベリ」と呼ぶ地方もあるようです。
そんな、おもしろそうな冬芽を探して撮ろうと出向けば、すぐに期待に応えてくれる「つむじの庭」でした。
落葉樹の木立も美しく、冬ならではの楽しみがあります。