小林賢二の庭百景

東京都庭園美術館

庭造り 植物

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週末の白金台で余時間が生まれて、おそらく30年ぶりぐらいか、庭園美術館に入りました。

興味があったのは芝生の手入れ具合、
朝香宮邸時代(昭和初期)から引き継がれた芝庭と、ガーデンファニチャーがたくさん置かれた西洋庭園、
どちらも開放された芝生広場で、たくさんの人たちがくつろいでいました。

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高木の日陰になるところや、人が踏み荒らすファニチャーの周りは芝は育っていませんが、おそらく雑草も含めて刈り込みをこまめに行なっているため総体的にキレイな風景が保たれています。

つむじの庭も造園当初より木々の影が濃くなり、芝が育たずにコケに変わっているところもでてきましたが、その変遷に任せながら手入れを続けていいのかもしれません。
芝の庭の提案に際して、いろいろ参考になるところがありました。

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日本庭園も、都心に居るとは思えない心地よさ。

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開館40周年記念ということで年末に向けてイベントもあるようです。
今は「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」という会期中で、
館の最上部に設けられたウインターガーデンという屋内の小さな“園”も公開されていました。

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「Winter Garden」とは、元々冬の寒さが厳しい北欧や北米において、冬季の植物の生育の場として発展した室内庭園のことを指すそうです。

☆☆☆

KOBAYASHI KENJI ATELIER
Website:https://kobayashi-atelier.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

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