小林賢二の庭百景

桜切る馬鹿

庭造り お手入れ 植物 季節

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桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

剪定した方が樹形も整い花付きもよくなる梅に比べて、桜は枝の切り口から腐りやすいのと、自然に育てたほうが美しいので、桜切る馬鹿と言われてますが、
「つむじ」のサトザクラ・関山、ちょっとくびれた感じの数本の枝が前から気になっていて、落葉直後の今とばかりに太めの枝でしたが数本落として、本人的には納得です。
切り口に癒合剤を塗って手当をしましたが、自然のものゆえ、桜の無事を祈るばかり。

一番の目的はサクラの剪定でしたが、やけに暖かい日差しが降り注いだ昨日に、つむじの庭の秋の手入れを施しました。

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サクラに比べて枝が暴れやすいジューンベリーですが、つむじのはまあまあ素直に育っています。ひこばえが出やすい木ですが、小さいうちに切り落としているので全体のバランスは悪くなく、気になる細い枝を数本切るぐらいで済ませました。
細い枝を切るぐらいだったら、サクラも大丈夫。細い枝の時に将来の姿を想像して手入れをしとくのが本来は肝要です。

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アズキナシの実成りが今年は増えてました。かわいい。

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つむじの庭の中でも自己満足度が高い、、マルバノキとアロニアの混植。
紅葉の季節は特に建築のカラースキームとも良く調和して心地良い景色です。

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去年までは赤かったコハウチワカエデも今年は黄葉。
暖かさのせいでしょうか。

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暖かい陽射しを浴びて、セキショウに包まれた水鉢が気持ち良さそうでした。

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同様に春の陽射しの中のような、ブルーベリーの紅葉とヒュウガミズキの黄葉。

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府中街道側のドウダンツツジの紅葉は今が盛り。

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ちっちゃい割に実成りの多い足元のマンリョウ。

さあ、冬です。師走です。

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KOBAYASHI KENJI ATELIER
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