ソーラータウン八国山の一棟、
今年撮影の写真を相羽建設からいただきました。
9棟あるうち、唯一車を持たないご家族の家。
ここでは、大きなイロハモミジと大きな2枚の鉄平石を中心にしたオリジナリティーのある遊べる庭が生まれました。
鉄平石とは、長野県の佐久 ・諏訪地方に局地的に産する輝石安山岩。
板状節理という板状に規則正しく割れる性質があって、一枚二枚と言いたくなるような板石が建築・造園の材料として使われています。
中に一辺1mを超えるような大判もあり、いつでも手に入る石ではないのですが、仕事との出会いと材料との出会いがビビビとハマると、個性的な風景が生み出せます。
つむじの庭も、橋のような形の鉄平石との出会いから発生したデザインでした。
▼ここでは、アプローチの入口に一枚の鉄平石
▼これは薄い鉄平石乱張りのアプローチ
▼大きな鉄平石の飛石と、立ち上がる石は相木石 これも長野県産
▼大振りの鉄平石と小振りの相木石を混ぜた石畳
私の地元信州は、どうやら庭石の宝庫でした。
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KOBAYASHI KENJI ATELIER
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