元々は、み(箕)と言うようですが、てみ(手箕)のほうが馴染みます。
古くから竹細工などで作られて農作業に用いられてきました。現在日本の造園現場で使われるのは、軽量で丈夫で安価なプラスチック製がほとんどですが、大らかで無駄のないカタチは庭の作業風景にあって嫌みを感じません。
雑草取りに、落葉集めに、栗石を入れて運んだり、芝の目土を入れて撒いたり、雪かきに使ったり、ちり取りにしたり、とりあえず「てみ」。
そんな、いつも大変お世話になっている「てみさんたち」を、撮りました。
↓ジャン=フランソワ・ミレー『箕(み)をふるう人』