去年の秋に開催したワークショップ「秋の庭仕事」の際に、みんなで植えた球根が顔を出し始めました。
春の訪れを告げる花。雪解けに顔をだすフクジュソウには、凍った大地と戦いながら芽生えてくるようなたくましさがありますが、このスノードロップには、冷たい雪もお友達!みたいな?かろやかさしか感じられません。かわいい。
「愛らしい」なんて言葉を発したことがありませんが、この花にはそれがよく似合います。
スノードロップに続いて咲く類似のスノーフレークと同様、白い花びらの中に気の利いた緑の斑点模様をもち、どこか人工的なデザインのセンスを感じてしまいますが、自然の模写から人類のデザインの歴史が始まっている事を思えば当たり前か。
どちらもヨーロッパ原産と知れば、なるほどヨーロッパ的なあかぬけたモダンデザインの源泉の一端が、垣間見れなくもありません。
▼近縁のスノーフレーク
30cmぐらい立ち上がるスノーフレークと比べて、スノードロップは10cmほど。地面近くに花を咲かせて、しゃがんで覗かないと見ることができません。
それにしても、スノードロップが、、似合わない。 。
と毎年思う、浅き春。
▼1/24撮影