風を知る草と書いて「風知草」ですぜ。と、名を知れば静かな興奮が押し寄せる(?)フウチソウ。
細長い葉をすこしの風にもなびかせて、たしかに、暑苦しくはない涼しげな風情があります。
風に情と書いて「風情」ですぜ。。
光沢のある表に見える葉が実は裏側、という、ややこしい特徴もあり、別名ウラハグサ。
日陰を好み、暑さ寒さ、乾燥にも強く、ゆっくりと大きな株に成長する落葉性多年草。
秋の黄葉も冬の枯れ姿も美しく、春から冬まで長く楽しめます。
↓和室の庭の一株、昨秋の記録。心のどこかで(否、ど真ん中で)早くも秋を待っています。
↓冬枯れの姿も美しいです。ただし、春の芽吹きの前に全部切り取るのが翌年の姿も良くする秘訣。