アオダモの株元に添えたアナベル。
緑から真っ白に変わっていく涼しげな花色は、秋になるとまた淡い緑にもどり、枯れても味わいのあるドライフラワーの姿は、豪雨にさえあたらなければ春まで残って景色をつくってくれます。
白から褐色に萎びていくのが白い花の難点で、花殻積みをマメにしないと気になって仕方がない白花の中低木が多いなか、このアナベルの心得は素晴しい。
遅々とした成長で花数も少なく、本来の大輪にはなれずに程好い大きさの手まり状でひっそりと咲いていましたが、こんな感じでいいかも、と思った梅雨らしい梅雨の今日のつむじ。
アジサイ王国の日本にあって、なにもアメリカのアジサイを楽しまなくてもいいのではというのが本心ではあるんですが、つむじには北アメリカ原産のカシワバアジサイとアナベルがあります。
白い花が好きなんです。