この季節のネタ不足を補うために、どこかに梅でも植えちゃおうかな、
などと、勝手な妄想を膨らませながらやって来た「つむじ」。
そんな私を思いとどまらせるように、ちょっと早めにピンクのアセビが色づいてました。
馬が酔う木と書いて馬酔木(アセビ)、枝葉に有毒成分があるようです。
アセビ、アシミとも言われるようで、「悪し実」の意味とか。
馬酔木でアセビと読ませてしまうビックリな当て字ですが、百日紅でサルスベリとか、植物の名には間々ある話し。
さて、そのアセビ
成長がゆっくりで、自然にこんもりとした形にまとまる使い勝手のいい常緑低木。
最初から場所や目的に合せた形状寸法の木を選ぶのか肝要で、楽しい作業でもあり、私の造園には欠かせない素材です。
●背の低いアセビを、下草のようにあしらったり、
●楚々とした枝ぶりの木を、高木の根締めに使ったり、
●高さのあるのを数本並べて、緩やかな仕切にしたり、
●庭のデザインを極めるような、とっておきの樹形を探してきたり。
アセビがいてくれて良かった♫
そんな、アセビ。