小林賢二の庭百景

オカメヅタ

庭造り 植物

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ふっくらとした葉が「おかめ」に似ているから「オカメヅタ」
アフリカのカナリー諸島出身で、学名は「Hedera canariensis」
何て呼ぶかで、植物の印象はだいぶ変ります。
上の写真は、なんとなく「Hedera canariensis」な感じ。

日向でも暗い日陰でも育ち乾燥にも強く、
屋根のある半屋外のような植込みにグランドカバーとして使われているのをよく見ます。
雨もあたらないので全面にホコリが被っているのを見たりすると興ざめする風景ですが。

つむじでは、小泉誠さんデザインの巣箱の下、
巣箱の柱を支えるコンクリート基礎の上の土厚10cmぐらいしかないところにポット苗をいくつか入れました。
▼竣工当時
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夜露もかすかにしか落ちないスペースで、乾燥にも強いその特性を発揮して育っています。
繁殖力旺盛なので、土の少なさが成長をゆっくりにしてくれているかもしれません。

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とはいえ、そろそろ減らす作業が必要です。

その巣箱をi-worksの玄関から見返せば、
竣工から2年半程経ち、植えた植物の状況いろいろですが、
環境に合った元気なものが力強く生き、野趣もある活き活きとした庭に成長していました。

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